患者さん・ご家族・医療関係者のみなさまへ
もっと知ろう「緩和ケア」 緩和ケアはなぜ必要なの?:緩和ケアができること

がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。これが全人的苦痛(トータルペイン)と呼ばれるものです。
緩和ケアは、トータルペインを緩和することで、患者さんとご家族にとって、自分らしい生活を送れるようにするための医療です。緩和ケアは、がんの治療の初期の段階から、また、再発の場合であっても、どの施設でも受けられます。


WHOの全人的苦痛

WHOの全人的苦痛

恒藤暁:最新緩和医療学,P7、最新医学社、1999 より一部改変

ページトップへ戻る▲